Windows PCを工場出荷時の初期状態に戻す方法

なんとなくWindows PCの調子が悪い時とか、フリマやオークションに出品しようと考えている時など、PCを初期化したい時はたまにあるものです。そんな時のために手順をまとめておきます。

なお、ここで使ったPCはSurface Pro 6。Windows 10 Home、128BG SSD、8GB RAMでの作業です。いくつも作業中の画面キャプチャを入れて説明していきますが、Windows 11等他のOSバージョンや、Windows 10でもビルドが異なると画面表示が異なる場合がありますのであらかじめご了承ください。

PCの初期化

Windowsに標準で搭載されている機能を使って、工場出荷時の初期状態に戻します。使い始めてから色々と行ってきたに違いない様々な個人設定、追加したアプリ、個人用のファイルなどを全て初期化することができます。

加えて、ドライブのクリーニング処理も行うことができるのである程度は内部HDDやSSD等記憶領域のデータも除去できることが期待できます。

「設定＞更新とセキュリティ＞回復」を開き、「このPCを初期状態に戻す」のメニューから「開始する」をクリック。

「すべて削除する」オプションを選択。

Windowsを再インストールする方法は「ローカル再インストール」でいいでしょう。

「追加の設定」画面が表示されますが、デフォルトでは「ドライブのクリーニングは実行しない」となっていますので、これを変更します。「設定の変更」をクリック。

「設定の選択」画面で、「データのクリーニングを実行しますか？」のトグルボタンを「はい」に変更し、「確認」をクリックして前の画面に戻ります。

「ドライブのクリーニングを実行する」と表示が変わっていることを確認したら、「次へ」をクリック。

「このPCをリセットする準備ができました」画面が表示されたら、記載されている内容を確認した上で、「リセット」をクリック。これで初期化が始まります。

初期化のプロセスはまずリセットの準備が始まり、その後は自動的に何回かPCが再起動を繰り返していきますのでほったらかしにしておきましょう。

私の今回の環境の場合、その後5分ほどでリセットが開始され、

約30分でリセットが終了。

その後、Windowsの再インストールが始まり、約5分で終了してPCの初期設定画面が表示されました。

後は促されるままに初期設定を進めていけばPCの初期化が完了です。上で書いた各処理にかかる時間はHDDやSSD等内部ドライブの容量にも依りますので目安程度に考えてください。

その他、フリマやオークションに出す前にやっておくべき事のまとめはこちらです。