旅行

2024年3月ハワイ旅行記 1日目 横浜→成田空港→オアフ島

2024年3月13日から25日までの日程で、Hilton Grand Vacations (HGV)のタイムシェアを利用しハワイのマウイ島、オアフ島を妻と二人で旅してきた時の旅行記です。
この日の動き:横浜駅→成田国際空港→オアフ島 ダニエル・K・イノウエ国際空港

横浜から成田空港へ

16:10。横浜駅併設の横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)から成田空港第1ターミナルに向けて妻と二人で出発。バスは定員の半ばが埋まったくらいで、余裕をもって席につけました。昨年2023年11月に、それまで割引率が高くおトクだった回数券の制度が廃止されてしまったため、今回はそれと比較して割引率の低い往復割引を使います。

横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)

この高速バスは東京空港交通、京浜急行バス(京急)、京成バス(京成)の3社による運営で、YCATと成田空港を直行で結んでくれる優れもの。横浜に住んでからというもの、成田空港を使う際はいつも利用させてもらっています。料金は、YCATと成田空港第1ターミナルの間が一人往復6,200円。所要時間は、時間帯や途中の渋滞事情にも依りますが公称約1時間30分から40分。

対して電車での往復料金は、出発する時間帯にも依りますが、途中、泉岳寺での乗り換え1回の京急電鉄〜京成電鉄コースなどが片道約1,600円(所要時間は約2時間)と最安。最も高いのは乗り換えなしの直行で行けるJR成田エクスプレスで片道4,370円(所要時間は約1時間半)になります。

手荷物が小さければ電車での移動/乗り換えもそんなに苦痛ではなく、料金の安さやほぼ時刻表通りに到着できる安心感から良い選択肢になり得るのですが、大きなスーツケースを引きずるように行かねばならない時は、乗車時に預けてしまえて乗り換えもない高速バスの優位性が高まってきます。

割引率が大きく料金的なメリットも大きかった回数券が廃止されてしまったのは残念ですが、料金、所要時間、乗り換え回数、手軽さなど比較すると、横浜を起点にする旅行者にはYCAT発の高速バスはまだまだ使う価値があるんですよね。

途中の渋滞だけは心配ですけど、電車だって途中なんらかのトラブルで遅れることもあると思えばあまり大きなリスクとして捉えなくてもいいかな、と割り切って使っています。

今回も予定通り約1時間半で17:40ごろに成田空港第1ターミナル出発階に到着。バスを降りて自動ドアを抜けるともうANAのチェックインカウンター前という便利さも気に入っています。

電車で行くと地下の駅からエスカレーター、エレベーターで何階も上がってこなければなりませんし、上がった後もチェックインカウンターまで少し歩くことになります。身軽な旅行の時はあまり気になりませんが、少し長期の海外旅行で荷物が大きくなる時なんかはチェックインカウンター目の前に降ろしてもらえる高速バスはやっぱりありがたいなって感じます。

ちなみにYCAT出発直後、妻が「スマホがない!」って騒ぎ始め、動き始めたバスを一旦止めてYCAT待合室にスマホ落としていないか探しに戻るというドタバタがありました。妻がバスを降りて待合室に駆け戻っている間に、私がバスの席と窓側壁面の間に滑り落ちて挟まっているスマホを見つけたのでスマホ紛失の大ごとにはなりませんでしたが、乗っておられた他の乗客の方々にはさぞかし「なにやってんだ」的に呆れさせ、ご迷惑おかけしてしまったことと思います。謹んでお詫び申し上げます。m(_ _)m ゴメンナサイ

搭乗まではANA LOUNGEで

今夜の出発便は20:35発NH184。最近では24時間前からのオンライン事前チェックインができますし、手荷物の預け入れも自動化が進んでいるのでよほど慣れなくて手間取る方が多くおられない限り、以前に比べて出発カウンターで時間を費やすこともなくなりました。今回はさらに定刻の約3時間前に成田空港に着いているのでANAの出発カウンターはほぼガラガラ。手荷物の預け入れを終えたらさっさと出国審査へ向かいます。

この出国審査もここ10年ほどで顔認証による自動化が進んだおかげで随分と短時間で済むようになりました。以前は国際線であれば搭乗時間の少なくとも2時間前には空港に到着しなければならないというのが定説でしたが、これはチェックインカウンターでの手続きから出国審査通過までに要する時間がうんと長かったから。今では空港に着いて30分もあれば出国審査を通過してしまうことも珍しくありませんよね。技術の正しい使い方だなって思います。

とはいえ、何が起こるかわかりませんから敢えてギリギリの時間を狙って来ることはありませんし、そもそも高速バスを使う場合は電車に比べて便数が少ないので、空港への到着時間を細かく調整することもできません。今回も出国審査を越えてなお2時間以上の待ち時間がありました。さて、どうやって時間を潰しましょう?そんな時のおすすめがラウンジですね。

ANA国際線の利用時であれば、プレミアムエコノミー、ビジネス、ファーストクラスの搭乗であるか、あるいはプラチナ、ダイヤモンド、またはANAスーパーフライヤーズ、スターアライアンスゴールドの会員ステイタスを保有していればANAのラウンジを無料で利用することができます。ファーストクラスでの搭乗、または会員ステイタスがダイヤモンドであれば一段上のANA SUITE LOUNGEを利用できますし、それ以外の搭乗クラス、会員ステイタスでもANA LOUNGEが利用できちゃいます。

ANAラウンジサービス(国際線)

私は2018年に海外出張や旅行が重なる機会があり、その時にダイヤモンドを獲得し、そのままスーパーフライヤーズカード会員になりました。おかげで今回はエコノミークラスでの搭乗ですがANA LOUNGEを利用することができます。

成田空港のANA LOUNGEは落ち着いた色合いと内装の、大人な空間を演出してくれていて気に入っています。カレーライス、いなり寿司、おにぎりなど日本的な主食の取り揃えに加え、野菜サラダ、サンドイッチ、スープ、コーンフレークなどの軽洋食もあり、出発前の一食を済ますには十分です。さらにお椀サイズですがヌードルスタンドもありますし、ビール、ワイン、シャンパン、日本酒などのアルコール類と、ジュースやコーヒー、紅茶なども一通り揃っているので出発前の時間を眼前の飛行機を眺めながらゆっくり過ごすにはうってつけのサービスを受けられます。

小さいながらもキッズコーナーがありますし、常に混んでいてなかなか利用しにくいですがシャワールームの提供もあります。私はスーパーフライヤーズカード会員になってからの国際線利用時、出発前の食事はほとんどここで済ますようになりました。

なお、ANAのハワイ便が出発するのは第1ターミナルの54番ゲートからですが、成田空港のANA LOUNGEは54番ゲートの真上にあります。おかげでANA LOUNGEの窓の外にはこれから乗るフライングホヌの塗装をまとった搭乗機を眺めることができますし、ボーディング時間直前くらいまでラウンジの中でくつろいでいることができます。ハワイ便の利用とANA LOUNGEの利用は相性が良いです。

20:10、予定通りボーディング開始。スーパーフライヤーズカード会員であるため、子供連れやお手伝いが必要な方々、ファーストクラスとダイヤモンド会員の方に続いて優先搭乗となります。いよいよハワイに向けて出発。飛行機ってなんでこんなにワクワクするんでしょうね。

成田空港からオアフ島へ

ハワイ、オアフ島まで行きは偏西風に乗って約7時間。オアフ島に着く時間は現地の8:25ですが、日本時間では夜中の3:30ごろです。この日はさらに乗り継ぎでマウイ島まで飛ばなければいけませんから、一日しっかり動けるように飛行機の中では十分睡眠をとることが肝心です。出発から1時間ほどで食事のサービスがありますが、睡眠を優先することにします。

機内に入ったらすぐに耳栓、アイマスクを装着。離陸後、リクライニングOKになったらすぐに席をめいっぱい倒し、あとはひたすら寝ます。これを実現するため、後ろに他の人の席がない席を選んでいます。お互い様とはいえ、やはり後ろに人がいるとめいっぱいリクライニングするのは気が引けます。プレミアムエコノミー以上のクラスであればかなり寝やすいんですが、エコノミークラスで夜中移動になる時は席指定が大事だなって思います。

今回は妻と私でA、B席を予約したのですが、通路側C席には誰も乗ってこなかったのが幸運でした。おかげでトイレへ立つのも気兼ねしません。私がC席に移り、妻はA、Bの2席分を使って悠々と寝ていました。

ちなみに私の今回の行きの服装は↓こんな感じです。

下:ジーンズ。足元はウオーキングシューズ。
上:Tシャツの上に長袖カットソー。その上に内側フリースの薄手パーカー。

当日、横浜は日中13度まで気温が上がっていて、夕方の移動とはいえそれほど寒くなかったのであまり厚手の格好をせずに済みました。機内も寒すぎることなく、ブランケット一枚を羽織って十分快適でした。途中、ほとんど揺れなかったので変な汗をかきすぎることもなく、快適な部類に入る空の旅でした。いつもこうだといいんですけどね。

なお、ハワイ到着時にその格好だと暑いだろうと思われるかもしれませんが、3月のハワイは雨季最後の月で降水量も同時期の東京と変わらない程度にあり、空が曇ると気温は25度前後程度までしか上がりません。空港の中は所によって極寒のように冷房が効いていることもありますので、到着時にジーンズ+長袖カットソーだとしても暑すぎるとか場違いな格好しているとかってことはありませんでした。

続いてマウイ島に向かいます。

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