2024年3月13日から25日までの日程で、Hilton Grand Vacations (HGV)のタイムシェアを利用しハワイのマウイ島、オアフ島を妻と二人で旅してきた時の旅行記です。
この日の動き:オアフ島 ダニエル・K・イノウエ国際空港→マウイ島 カフルイ空港→コストコ、セーフウェイ→HGV Maui Bay Villas
初日の前半は横浜の自宅を出て成田空港に向かい、オアフ島へ飛びました。後半はマウイ島の宿であるHGV Maui Bay Villasへ向かいます。
オアフ島からマウイ島へ
オアフ島のダニエル・K・イノウエ空港到着後は、ハワイの他の島へ乗り継ぐ場合であっても一旦入国審査を経て預けた荷物を受け取る必要があります。朝8:35着便と朝早い到着なので入国審査に向かう人の数は多くありませんでした。これならすぐに通過できそうだなと思いながら審査ゲートに向かったのですが、朝早い時間である上、実は今回はさらに30分程度早く到着したためか、なんと入国審査のゲートに座る係員が1人しかいません。確かにね、こんな少ない入国者相手に係員たくさん配置する必要もないよね。
マウイ島への乗り継ぎ便は安い料金設定の発便を狙ったため3時間後の11:30ごろ発です。時間はたっぷりあるので気長に順番を待ちます。審査は家族だと一緒にやってくれ、指紋の取得も家族の誰か一人でOKと、なかなか緩い感じです。二人の関係は?どこ泊まるの?米ドルいくら持ってる?とお決まりの質疑応答を数個交わしておしまい。待たされた時間に対してあっけないほど簡単に入国審査を終えます。
さて、次はマウイ島行き便への搭乗手続きに向かいます。入国審査を終えてExit2から外に出るとそこは地上階。出発階は2階なのでエレベーターを探して上に上がりましょう。2階に上がったら使う航空会社のチェックインカウンターを探します。
私が今回使ったのはサウスウエスト航空。この航空会社のチェックインカウンターは東側の端の方、スターバックス店舗の隣あたりです。そこまで荷物を押して歩いて行きます。
サウスウエストはいわゆるLCC、格安航空会社で、チェックインはタッチパネル式のセルフサービススタンドで済ませます。日本語表示は対応していませんでしたが、簡単な英語なので迷うことは(多分)ないと思います。
ここでチェックインを済ませると搭乗券と手荷物用のラベルが印刷されて出てきます。手荷物用のラベルは自分で手荷物の取っ手などに通す。そこまで済んだら有人カウンターで手荷物を預け、一通りの注意事項を聞いたら検査ゲートへ向かいます。
搭乗検査を済ませて先に進むとそこはさっき降り立ったダニエル・K・イノウエ空港の搭乗エリア。入国審査から手荷物の一旦ピックアップ、乗り継ぎ便のチェックインと手荷物の再度預け入れを経てぐるっと回ってきたんですね。
ここまでの流れは、オアフ島での乗り継ぎ経験が1、2度あればその記憶を頼りにかなりスムーズに進められると思います。入国審査の列に並んだところから、再度搭乗検査を終えるまで、約1時間でした。
さて、11:30発のマウイ島行きの便まであと2時間以上あります。何件かある免税店やお土産屋さんを冷やかしていてもそう時間潰しになりませんので、ここでもラウンジでのんびりすることにします。ANA LOUNGEもありますが残念ながらANA便の搭乗券を持っているわけではないので利用できません。また、これから搭乗するサウスウエスト航空はLCCなので自前のラウンジなど保有していません。
こういう時はクレジットカードラウンジです。ダニエル・K・イノウエ空港にはIASSラウンジがあります。各種クレジットカードのゴールドカードか、プライオリティパスを持っていればOKと手軽に利用できます。サービスはソフトドリンクのみと限られていますが、フリーWifiとゆっくり座れるソファが提供されるだけでもこういう時はありがたいものです。
ここでゆっくり(仮眠というか睡眠もとらせていただき)、マウイ行き搭乗時間まで時間を潰しました。少し寒いくらいに空冷が効いていたので、日本で来ていたパーカーを着ます。乗り継ぎの際、預ける荷物の中にパーカーは入れてしまおうかと少し考えたのですが、念の為にと手持ちにしておいたのが幸いでした。常夏のイメージがあるオアフ島といえども気を抜くと風邪をひきかねません。目的地に着くまで、羽織るものは手元に持ち続けるのが吉ですね。
しかもこの後乗るサウスウエスト航空機内は、さらに寒いほどの冷房をおもてなしと言わんばかりに効かせてきましたので、ほんとパーカーを持ち込んでいてよかったです。1時間程度のフライトとはいえ、マウイ島に着く前に風邪をひいてしまうところでした。
なお、サウスウエスト航空の飛行機の席はオープンシート、つまり好きなところに座っていいよ方式です。初めて乗った時はめっちゃびっくりしました。一応搭乗の際はA、Bと分けられたグループ(搭乗券に印刷されています)ごとに進んでいくのですが、飛行機の中に入ったら座る場所は自由。搭乗順守らせる理由がよくわかりません。重量のバランスとか気にしなくていいのだろうか?とか気になりますが、まぁきっと大丈夫なんでしょうね。いつも陽気な係員さんが案内してくれるので楽しい会社だなって印象ではあります。
13:00ごろ、予定から30分ほど遅れてマウイ島、カフルイ空港に到着しました。
レンタカーを借りていざ買い出しへ
カフルイ空港に着いて最初にすることはなんといってもレンタカー。マウイ島はハワイ島ほど未開の地な雰囲気を残した島ではないけれど、オアフ島ほど観光開発が進んだ島というわけでもないようで、Uber等のライドシェアサービスはないし、オアフ島にあるような観光用途の巡回バスサービスもありません。島の中で生活をしようと思ったら、自分の車がどうしても必要です。
空港で預けた荷物をピックアップしたら、道を挟んだ対面にあるトラム(2両編成の電車)の駅から緑色のかわいらしいトラムに乗って、レンタカーセンターへ移動します。徒歩でも8分で行けると書いてあったので気持ちの良い日であれば歩いちゃってもいいかもしれません。
マウイ等のレンタカーは、アメリカの他の都市の空港と同じようにBudget、AVIS、Hertz、Thrifty、Alamoとよりどりみどり。車種もコンパクトカーからオープンカー、SUVまでたくさん揃っていますので予算/目的と相談しながら事前に予約しておきましょう。私は今回は予算重視。Thriftyでコンパクトカーを予約していきました。3/13日の13:00から3/17の12:00まで4日間で約34,000円。
レンタカーの予約カウンターでは、パスポート(ID)、クレジットカード(デポジットと清算用)、免許証(国際免許と日本国内の両方見せてって言われました)を提示。保険の内容を確認し、返却時のガソリン満タン返しかガソリンオプション(レンタカー屋のレートで清算)か選択し、最後にマウイ島のマップ上で入り込んではいけない道を教えてもらえば準備完了です。受付が並ぶ場所の裏側が各社のパーキングになっていて、「そこのRow 10に並んでいる車、どれでも好きなのに乗っていっていいよ」とのこと。行ってみればシボレーのコンパクトカーがずらっと10台くらい並んでいましたが、どれも大差なかったので「好きなの乗ってけ」と言われても選択肢があるようなないようなって感じです。
コンパクトカーではない車種を見ると複数の車メーカーの車種が並んでいるところもあったので、オープンカーとかSUVを選んだ場合には選ぶ楽しさもあったのかもしれません。
出て行く時は、Exitの矢印に従って進み、先にあるゲートの詰所にいる従業員の方にレンタカーを借りる際に渡された紙と、免許証を見せるとゲートを開けてくれます。
さて、車を手に入れたら次に向かうのは食糧の買い出しです。数日のホテル泊程度の旅であれば毎食をレストラン、ファーストフード、フードトラックなど外食で済ませてしまっても良いと思いますが、4日、5日、…10日、とある程度の長期滞在の旅であれば半自炊の食事を入れていくのがおすすめです。
というか、毎食外食では残念ながら財布がもちません。お金が唸るほどある方であればともかく、ハワイの物価、高いですからね。それにドル円レート150円/ドルの昨今、なかなか辛いものがあります。
カフルイ空港のすぐそばにはコストコ、ウォルマート、セーフウェイといった大型のスーパーマーケットが並んでいますので、旅のスタイルにあわせてある程度の食料を買い込んで行くと良いと思います。
私はまずコストコでアヒポキ、野菜サラダ、ガーリックシュリンプ、アルチザンロールなどまとめ売りしているものを買い込み、次いでセーフウェイに立ち寄って水、牛肉、ポテトチップ、ヨーグルト、果物などコストコでまとめ買いするには多すぎて困るようなものを買ってきました。これでマウイ島4泊の滞在中の食料を賄うつもりです。
一緒に旅する人数や泊数によって、あるいは嗜好にあわせてうまく食料を買い込んでいくといいと思うので、スーパーマーケットの場所は事前に確認しておくと良いと思います。
なお、この日はセーフウェイでの買い物を終えたあたりでお腹が減ってきたので同じ敷地内にあったタコベルでタコスを食べました。2人でタコス1個ずつ頼んで約$10(約1,500円)。さっきセーフウェイで玉ねぎ一個が約$3(約450円)していたので、これはなかなかリーズナブルな昼食です。
レンタカーを借りて、コストコとセーフウェイで買い出しをし、タコベルで昼食を摂って、Kihei(キヘイ)地区にあるHGV Maui Bay Villasに着いたのは16:00。横浜駅を出てから約19時間。長い一日の移動をようやく終えてマウイ滞在の宿泊地にようやく辿り着きました。アメリカ西海岸まで行くのに比べれば時差も飛行時間も少なく済むハワイですが、それでもやはり初日は疲れますね。
この日は荷解きをして、さっそく買い込んできたアヒポキで丼を作り、味噌汁、サラダ、ガーリックシュリンプの晩ごはんで一服です。ごちそうさまでした。
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